専門学校 医療事務 資格取得

OLから医療事務へ

大学を卒業後は普通のOLとして働いていた、滝紘子と言います。
私の経験が誰かの役に立つかもしれないと思い、この文章を執筆しました。
では早速、医療事務として働き始めた時のことをお話します。

 

25歳の時に突然病気で入院することとなり、しばらくは療養も必要な状態だったためにやむなく退職することとなりました。
通院経験は何度かあるものの、入院経験はその時が初めて。
入院という経験を通して、これまで知らなかった病院の世界を見ることができました。

 

看護師さんの患者さんに対して丁寧に対応している姿を見て感心しっぱなし。
その時ふと、私も体調が良くなったら是非医療に関わる仕事に就きたいという思いが強くなりました。
そんな中、興味を持った職業が医療事務です。

 

実は自宅の近所の方で、40代になってから医療事務として働き始めた人がいる話を聞いたことがありました。
その方はそれまでは全く別の仕事をしていたのですが、40歳過ぎに医療事務の勉強を始め資格を取得し、そして総合病院に勤めることができたのだそうです。
その話を聞いたことを思い出し、私も今から頑張って勉強して資格を取得し、医療事務として働けるチャンスがあるに違いないと思いました。
そこで、療養中の時間を上手く使って体に無理をかけないようにしながら少しずつ勉強をしていくことにしました。

 

医療事務の勉強法を調べたところ独学や通学、通信などがあり、全く医療の世界に関わったことがない私ですので、独学は無理だとすぐに判断しました。
療養中ということもあり、通信の方が自宅で好きな時に自分のペースで学べていいかなと思ったのですが、何しろ3日坊主の常習犯である私。
通信は、自分で根気よく続けていく必要があります。
それを3日坊主の私ができるか全く自信がなかったので、そこは通学を選びました。
もし受講日に体調が悪かったとしても、振り替え日を指定することができます。
また、途中しばらく通えない状態になったとしても最大半年間は受講資格がなくなることはないとのことだったので、今の状態でも通えるかなと思い通学を選びました。

 

通学でも週1回などコースは様々。
体調次第ではありますが、時間はたっぷりあったので週2回のコースを選びました。
医療事務の専門学校の分校が近くにあったので、そちらに通いました。
初めての受講の日かなり緊張して教室に入ると、7人ぐらいの受講生がいました。
私と同じ20代の方もいれば、少し上の30代ぐらいの方も。

 

初日はテキストの配布や講座の進め方、そして軽く第1章の医療保険の内容を勉強しました。
テキストはポイントがわかりやすく押さえられていて、医療関係の知識がほぼ皆無の私でも理解しやすかったです。
その日の講座はレセプトに入る前の医療の仕組みまでとなりました。
いよいよ次の回からレセプトに入ります。
それまでレセプトという用紙すら見たことがなかったのですが、診療報酬請求書の練習用のものと本物を配布してくれました。
練習用のものは綴り1冊分あり、それを使ってこれから実際に記入して練習していくのだそうです。
本物は実際に目で確認するために配られました。
初めて見るレセプト用紙は、なにやら小さな文字がこちょこちょと書かれている感じでした。
処置や診療の内容ごとに枠で分かれていました。
そこに×の記号が入っており、右枠にその計算した数値を入れるようになっているみたいです。
テキストは章ごとに、そのレセプトに書かれている内容の上から順に説明していく形となっていました。

 

医療事務の勉強を始めたことによって、それまで知らなかったことに色々と気づかされました。
病院での医療費は、毎回点数によって算出されているということは初耳。
点数計算においても通院回数や行った処置など事細かな決まりがあることも知りました。
そういった知識が増えるに従って、どんどんレセプト計算の勉強が面白く感じるようになっていきました。

 

講座を重ねるごとに他の受講生とも徐々に仲良くなっていき、休憩時間などに話をしているとそれぞれ医療事務を目指した理由が再就職のための人もいれば、スキルアップのための人もいました。
中には病院勤めしながら医療事務の資格を取得したいと通っている人も。
その方からは、病院での仕事内容などを聞くことができ、とても勉強になりました。
最初は通信にしようかと思っていましたが、通学を選んで良かったと思います。
直接講師から説明してもらえるのでわかりやすいというメリットもありますが、それ以上に仲間が出来たのが大きいです。
私と同じように再就職を目指している方とは、お互い励まし合いながら頑張ることができました。

 

そして幸いにも体調が安定していたので週2回の講座を休まずに通え、そのおかげで無事3ヶ月弱程度で講座を修了することができました。
講座を修了した後、資格試験を受けました。
試験内容は、学科とレセプト作成です。
かなり時間いっぱいまでかかってしまいあまり見直しができず正直合格するか不安でしたが、なんとか一発で資格取得に成功。

 

ちなみに、医療事務の専門学校ではほとんどが合格を目指している、診療報酬請求事務能力認定試験と言うのがあります。
医療事務の資格試験では最難関であり、就職で大いに有利になると言われています。
もし医療事務になるために専門学校に行こうと考えているなら、この試験に対応しているところを選んで下さい。
詳しくは↓のサイトが参考になると思います。
医療事務の専門学校はこの資格が取れる所を選ぶべし!

 

それから1週間ぐらい経った時に通っていた専門学校から、近くの病院でパートの求人枠があるから面接を受けてみないかという電話がきました。
専門学校では、就職希望についてのアンケートを提出します。
就職の斡旋までしっかりサポートしてくれるので、かなり助かりました。
私は体調のことも考えて半日パートの就業希望を出しておいたのですが、ちょうど午後からの勤務枠なら空いているとのこと。
午前中の方が良かったですが、これもまたいい経験になるかもしれないと思いその求人の面接を受けることにしました。

 

面接を無事通過することができ、総合病院に医療事務として勤務することに。
資格を取得したとはいえ、現場での医療事務の仕事はしたことがありません。
普段患者として見る病院内の風景とはまた違って見えました。
最初の1週間は総合受付、会計、外来クラークを順番に回って研修。
研修ノートを渡され、それに日々の学んだことを記入して勉強し、その後、外来の内科クラークとして配属されました。

 

こうした総合病院は、午前中に外来の診察が行われています。
正直、午後からの医療事務の仕事なんてあるのかなと思っていました。
それが意外や意外、午後は午後で忙しいのです。
医療事務としての午後からの仕事は、科によっては診察が午後も行うところもあるので、その受付と患者さんの案内です。
それをしながら、翌日のカルテや書類の準備などもしなければいけません。
午後からは午前のみのパートさんがいなくなるので、スタッフの数もかなり少なくなります。
内科は特に患者さんが多いので、午後からのパートを必要としていたようです。

 

内科に配属されて1週間ぐらいは、ずっと立ちっぱなし状態のその忙しさに慣れるまでかなりヘトヘト状態でした。
しかし、やりたいと思っていた医療事務の仕事に就けたことで、やる気で乗り越えることができました。
そのうち慣れてくると、仕事のコツもつかみ、効率よく業務をこなせるようになりました。
月末から月始めにかけては、レセプトの確認という業務もさせてもらえました。
医療事務の専門学校でしっかり勉強したおかげで、スムーズにレセプト業務もこなすことができました。
その後、体調もすっかり回復したこともあり、午後のみのパートからフルパートへと変更。
そして勤務から3年目に昇格試験を受け、正社員への登用が決定。
現在5年目の勤務年数となっていますが、長く働けばその分スキルアップしていけるので、やりがいを感じながら働くことができています。
このまま医療事務を極めていきたいところですね。